2018-07-11 第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
スライド四ですけれども、地域社会では所蔵者や地域住民により自主的にそれらを継承する仕組みと、公的な財産であるという価値観が継承されてきました。しかし、戦後以来の社会の変化、価値観の変化に伴い、古文書を守り伝える仕組みや意識は急速に薄れています。 この状況を加速させるのが巨大災害であります。
スライド四ですけれども、地域社会では所蔵者や地域住民により自主的にそれらを継承する仕組みと、公的な財産であるという価値観が継承されてきました。しかし、戦後以来の社会の変化、価値観の変化に伴い、古文書を守り伝える仕組みや意識は急速に薄れています。 この状況を加速させるのが巨大災害であります。
先生は一連というお言葉も使われましたけれども、また、九州国立博物館では正倉院のものに非常に酷似しておるというふうに言っているところでございまして、いずれも、今正倉院にある二張とかかわりの極めて深いものであるということは認識をしているわけでございますけれども、それがどういった経緯でその二張から分かれて現在のような形になったかというところは必ずしも明確ではないということで、所蔵者によりましては伝来と言い
したがいまして、さしあたりは企画展示に重点を置きまして、国立の美術館はもとより公立、私立の美術館あるいは近隣の博物館あるいは所蔵者、そういった方々の御協力をいただきながら企画展を中心にしてここ当分は運営をしてまいりたい、その間に逐次所蔵品の充実を図ってまいりたいと考えております。ただ美術品というのは、もちろんすぐれたものは数がきわめてわずかでございます。
○説明員(鹿海信也君) いろいろ、私もしろうとでございますので、はっきりしたことを申し上げかねますが、やはりこれまでの名作と言われておりますものに全部必ずしも鑑定書があるわけではございませんで、それはいろいろ、先ほど小林先生からおっしゃいましたような資料とか、そのほかの文献、いろいろそれがたどってきた所蔵者の歴史等から判断し、これはこちらだけで判断するものではなしに、世界的に判断されているということもございますので
ところが今年この所蔵者でありまする子島寺で法養を営む、それがために是非この曼荼羅が必要であるから返してもらいたい、こういう要求がございました。法養の期日も迫つておりまするので急いで僕らなければならん、こう考えまして、博物館のほうでは修理を施しませんでそのままお返しいたしたのであります。それがために子島寺の住職は甚だ平らかならざるものがあつたと聞いております。
そして先ほども一言いたしましたように、二カ年、八カ所ということでは到底賛成ができなかつたのでありまするが、これを一カ年、五カ所に縮めまして、そうしてこの範囲内において先ず心配がないと考えられまするものだけを選びましたのでありまして、所蔵者のほうで、これは甚だ脆弱な品で、長い年月の間にもうもろけておるのであるから、甚だ遺憾であるが、御免こうむるというようなことを申されましたものにつきましては、無論我々強